この美濃市の曽代(そだい)地区における柿生産農家の女性たちが、おいしい美濃の富有柿を年間を通じて提供したいと考え、平成6年から加工品の製造・販売を開始しました。グループの名は「道草クラブ」。代表の西部加代子さんのお話しでは、当初は柿チップス、柿ジュースなどいろんなものに挑戦したそうですが、現在は柿ジャムをメインに、柿シャーベットや業務用の柿ペーストを提供しているとのことです。
人気の柿ジャムは、収穫後、日が経ってやわらかくなった柿は使わず、生でもおいしい食べ頃の富有柿を使用。皮を剥いたり、大釜で煮て瓶詰めしたり、ラベルを貼ったりとすべての工程がスタッフの手作業で、品質重視のものづくりが行われています。
“柿が赤くなると医者が青くなる”。このことわざは、食欲の秋という、体調が回復する季節を大きくとらえたもののようですが、柿自体、ビタミンCやカリウム、タンニンなどを多く含む栄養価の高い果物といわれています。
生の富有柿は食べられる時期は限られていますが、柿ジャムであればいつでもOK!当店でもお取り扱いさせていただいておりますので、ぜひお試しください。
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【Photo】柿ジャムづくりの作業風景

【Photo】富有柿の栄養価とおいしさが詰まった美濃柿ジャム
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